国内で近赤外分析計の導入がいち早く進んだのは製粉会社でした。現在のように機器メーカーが供給する検量線はなく、試行錯誤して検量線作成をされておりました。
小麦粉は食卓になくてはならない材料となっていますが、ウクライナ戦争をきっかけに価格が高騰し小麦粉を材料とする食品がさらに値上がりしそうです。ロシアの小麦生産量は世界第3位で11%、ウクライナは第8位で3%です。第1位は中国(18%)、第2位はインド(14%)、ちなみに日本は第52位(0,1%)です。ロシアとウクライナ合わせて世界全体の14%ですが、輸出量をみるとロシアが世界の14%、ウクライナが9%で、両国合わせて23%となります。この量がなくなると仮定すると価格高騰は明らかです。
そこで近赤外オンライン計を設置してはいかがでしょうか。原料の加水から製品の品質までリアルタイムで監視し、効率よく製造することにより製造コストを抑えていくことができます。オンライン計は人が介在しませんので、製造ラインの監視のために行ってきた定期サンプリングも省くことができます。そこに費やしてきた時間を他の業務に振り向けることもできます。
コメント
Wow that was strange. I just wrote an really long comment but after I clicked submit my comment didn’t appear.
Grrrr… well I’m not writing all that over again. Regardless, just wanted to say
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